人権移動教室

11月8日(火)、3校時に横浜国際人権センター会長 杉藤旬亮(すぎとうしゅんすけ)さんをお招きし、6年生を対象に人権移動教室を行いました。

dscn7827横浜国際人権センター会長 杉藤旬亮さん

はじめに、国境なき医師団(MSF)の活動をDVDで見ました。

世界中で起こっている大地震による被害、人種間の争い・紛争による大量難民、今もたくさんの人が食糧や医療などの援助を必要としています。MSFはこのような人たちに国家に頼らず援助をしている民間の国際NPOです。

6年生は、過酷な状況で生きている人や援助している人の様子を映したDVDを真剣に見ていました。

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DVDの視聴後、杉藤さんは身近に感じることが難しい『人権尊重』について、「まず自分の周りの人にやさしく、そして手助けできることはないか考えながら接してみよう」と提案してくれました。

自分が足を怪我しながらニューヨークに渡航した時、どこに行っても怪我をしている杉籐さんを気遣う対応をアメリカ人がしてくれたことを披露し、自分たちの小さな手助けが、周りの人を大切に尊重することにつながると教えてくれました。

最後に、杉藤さんは「月に一度、鏡に向かって自分を見つめ、自分の様子を振り返ってほしい」と言いました。そして、自分を見つめることができる人は立派な大人になると確信しているから、ぜひやってみてほしいと子どもたちに熱く語りかけていました。

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