【こんだて】 黒パン・とり肉とじゃがいもの粒マスタード焼き・ミネストローネ
【栄養教諭より】
ミネストローネは、イタリアの家庭料理です。使う材料も季節や地方によって様々で、決まった
レシピはなく、イタリア人にとって、日本のみそ汁のようなスープです。
野菜がたくさん入っていて、栄養満点なので、残さず食べてくださいね。
(ぱくぱくクイズ)
「モナ・リザ」や「最後の晩餐」を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチが食べていたミネストローネ
には、トマトが入っていなかった。〇か✕か。
答えは、 〇 (まる)です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが生きていた1500年代のミネストローネには、トマトが使われていません
でした。1490年頃にコロンブスがトマトをヨーロッパに持ちこんだと言われています。
しかし、当時はトマトに毒があると思われていて、食べられていなかったそうです。
1600年代後半のヨーロッパの経済危機の時に、餓死寸前だった人が死を覚悟でトマトを食べたら、
おいしくて毒がないことがわかり、それを見た他の人たちも食べはじめ、イタリアの食卓にトマトが
広がっていったと言われています。