【こんだて】長崎ちゃんぽん・肉団子のもち米蒸し・牛乳

【栄養教諭より】

「長崎ちゃんぽん」は、長崎県の郷土料理で、豚骨や鶏がらのスープに、豚肉、魚介、野菜、かまぼこなどを加えて中華めんといっしょに煮たものです。「ちゃんぽん」という言葉は「まぜる」という意味で、沖縄の「チャンプルー」も同じ語源といわれています。

（ぱくぱくクイズ）
長崎は、鎖国時代に日本で唯一、外国と交流があったため、ちゃんぽんも、ある国の影響を受けたといわれています。その国とはどこでしょう。
①中国　②インド　③イタリア

答えは、　①中国　です。

鎖国時代、日本で唯一の開港地として外来文化を受け入れ、独自の文化を育てた長崎は、料理にも異国の味が漂うといわれます。ちゃんぽんは、深い関わりのあった中国の影響を受けた日中混合の庶民の味として、長崎で生まれた麺料理です。明治３０年代、中国福建省出身の料理店主が、中国から来ていた留学生のために、野菜や肉などを炒めた具にめんとスープを入れ、１食で満腹になる料理を作ったのが、ちゃんぽんのはじまりといわれています。