今日の３・４校時は、体育館で５・６年生の書き初めがありました。書き初めという新年の行事を通して、日本の文化や伝統に親しむことと、書写能力の一層の向上を図ることをねらいとしています。大きな条幅の紙に、太筆で堂々と新年の決意などを書くことで、新年を迎えた喜びや意欲がわいてきます。

６年生は「将来の夢」、小学校卒業をもう間近にし中学校入学を控えた６年生にふさわしい言葉です。５年生は「新しい風」、６年生からのバトンタッチを前にした新たな気持ちにぴったりの言葉です。

筆の使い方や整った作品にするための要点を復習した後、12月に練習したときの自分の作品と教科書の手本を見比べて、よりよい作品を書くための改善ポイントをもう一度自分で考えました。

そして、いざ、白い条幅紙に向かいました。みな真剣な表情で取り組んでいて、５，６年生が一同に集まっている体育館の中はストーブの音が聞こえるほどに静まっていました。

「いいのが書けたよ」と満足そうな表情で声をかけてくる児童、「条幅紙をもう一枚ください」と納得できる作品が書き上げようと粘り強く取り組む児童、「どっちの方が上手に書けているかな」と友達の意見を聞いている児童もいました。

墨汁や筆を片付け終わった後は、展示することにした最高の一枚の作品を下敷きと新聞紙で大事そうに巻いて、台紙を貼るために教室に持って行きました。

１月１３日（金）～２７日（金）まで、「書き初め展」を行っています。教室付近の廊下などで展示していますので、ご来校の際はぜひご覧ください。