アートコミュニケーショントレーニング

昨日は、ACT(アートコミュニケーショントレーニング)の6年生の授業がありました。今回のテーマは、「嬉しい気持ちを抽象画で表そう」です。絵を描くのではなく、点・線・面だけで表現します。「嬉しい気持ちって?」と、最初は戸惑っていた子供たち。そのうちに、思い思いに描き始めました。

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クレパスを使って、色を選び、色を重ねたり、指でこすってぼかしたり、様々な表現が生まれてきました。

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そして、友達同士で描いたものを鑑賞し合いました。互いの作品のよさについて、「ここが私は好き」「この感じがすてき」「色合いがきれい」…、互いによさを伝え合って、教室が温かい雰囲気に包まれました。講師の先生は、「『表現』とは、おもてにあらわすこと」「表現することを(うまい・下手に左右されず)怖がらない、(形や出来栄えにこだわらず)面倒がらないでほしい」「そして、表に現す=表現することを楽しんで、周りの人によさや面白さを伝え合うと、受け止めてくれる人がいることを、知ってほしい」と締めくくっていました。思いを出すのをためらったり恥ずかしがったりしてしまう思春期だからこそ、「表現」の大切さ、「表現を受け止める」大切さを改めて学んだ授業でした。

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