学び続ける教師たち ~教職経験に応じた研修講座~

昨日の4時間目に3年生の教室で行われた音楽の授業には、見慣れない先生が一人いらっしゃっていました。県西教育事務所の教育指導員の方です。よりよい授業づくりのために1時間の授業をじっくり見ていただき、授業者に今後に向けての指導・助言をいただくためにお越しいただいたのです。

多くの学校では学校が自主的に研修や研究を計画して実施していますが、今回は「教職経験に応じた研修講座」として県教育委員会が設定している研修です。例えば、教師としての初任者、1年経験者、2年経験者、5年経験者、中堅者、15年経験者など、キャリアに応じた様々な研修が組まれています。

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さて、私も3年生の教室に行ってみると、中休みが終わって手洗いを済ませた子供たちが、続々と教室に戻ってくるところでした。日直さんのあいさつとともに授業スタートです。今日のめあては「リズムにのって、心を合わせて表現しよう」です。教師はまず三三七拍子を例に出してリズムの反復について子供たちに気づかせようとしています。子供たちは手拍子をとりながら考え、考えを黒板の前に出て伝えました。授業の合間合間に子供たちの手拍子が響く授業でした。

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授業が終わると、教師は別室で指導員の方から指導・助言をもらいました。指導員の方は授業の意図や問題意識などを教師から引き出しながら、課題を指摘したり別のアイディアを示したりしてくださいました。ありがたいことです。授業力を上げるのは一朝一夕にできることではありません。日々の地道な努力とこうした研修を積み重ねることで少しずつ力を付けていくのです。がんばれ!東台福浦小の教師たち!

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