本日3、4校時の3年生の図画工作は、ゲストティーチャーの西川美佳さんを迎えて「土鈴(どれい)づくり」を行いました。例年ですと、先週の土曜日ごろに、学校公開の中で「地域ふれあい活動」の一つとして行っていた活動ですが、コロナ禍のために昨年度は残念ながら中止となりました。そして今年度は、密を避けるために学校公開の中では行いませんでしたが、本日改めて3年生を対象に実施することとなりました。
子供たちは、初めに西川さんの実演を見ながら、土鈴の作り方についての手順や注意点について説明を聞きました。みんな真剣に西川さんの手元に見入っています。説明が終わると、早速一人一人にずっしり重い粘土が配られました。そして、作業開始です。まずは粘土を半分にして、どんどんと手で叩きながら薄く延ばしていきます。みんなやる気満々です。
しばらく時間がたってから再び図工室を訪れると…もうすでに子供一人一人のオリジナル土鈴が完成に近づいていました。動物の顔などにデコレーションしたものが多い中、なかなか個性的な作品もありました。最後は、土鈴の裏側に穴をあけて、焼きあがった後に鈴が鳴るようにします。
活動を終えた3年生の子供たちは、皆満足そうな笑顔でした。焼き上がりもとても楽しみです。西川さん、子供たちに楽しく、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
本校はこれまで、「地域密着型」というキャッチコピーのもとで運営されてきましたが、昨年度はコロナ禍により思うように地域の方々と触れ合う機会がもてませんでした。ですが、今年度は少しずつこうした活動を取り戻しつつ、地域の皆様のお力を借りながら教育活動の充実を図っていきたいと考えています。改めて、どうぞよろしくお願いします。