今朝の登校指導は、福浦門前に立ちました。風が強く、そして冷たい朝です。その中でも「子供は風の子！」みんな元気に登校してきます、と書きたいところですが、現実は本当に寒そうに登校してくる子がほとんどでした。「寒いね」と声をかけると、「寒いです」「凍りそう」と短い答えが返ってきました。

地域の方によれば、このあたりはいわゆる「風の通り道」になっているということです。季節を問わず、時折強い風が吹くのはきっとそのためなのでしょうね。

さて、子供たちを待つ間、小さな発見がいくつかありました。例えば、この寒い中でも、きれいな花あるいは実をつけている植物がけっこうあることです。正門付近の紅梅には気が付いていましたが、福浦門付近にもつつましく花をつけている植物があり、厳しい寒さの中で、嬉しく温かな気持ちになりました。

そして、今は葉が落ちてしまっている木々の芽が大きく膨らみかけてきていることにも気が付きました。春によい実をつけるクワや白い花を咲かせるモクレンなどです。春が近づいていることを実感しました。

気が付けば、今年度も残り２か月を切っています。学校でも年度のまとめをしっかり行うとともに、植物にならって、来るべき４月からの新学年、新学期の準備も着々と進めていきたいものです。