今日の１年生の２校時は生活科の学習でした。自分で作った凧を一人一人が大事そうに抱えながら、子供たちは教師とともに校庭に出ていきます。「凧だから、タコの絵をかいたよ！」「幼稚園のときにやったことがあるからうまくいくよ！」とみんな楽しそうです。

まずは校庭で凧の飛ばし方の注意点を教師から聞くと、早速凧をあげる時間になりました。それぞれが思い思いに飛ばし始めました。校庭は強い風が吹いていたわけではないので、子供たちは糸をひいて走る必要があります。しかし、中にはそんなに走ることなく上手に風をとらえて糸を伸ばし、ぐんぐん天高く上がっていく凧があります。青空に映えて、とても美しく気持ちよく感じられました。

途中友達の凧と糸がからまってしまった子もいました。でも、すぐにあきらめることなく、自力で何とか糸をほどこうと頑張ったり、「先生、お願いします」と助けを求めたりしていました。また、なかなかうまく凧があがらない子もいましたが、教師の助けを借りたり自分で試行錯誤をしながら、だんだんと上手にあげることができるようになっていく様子もよくわかりました。失敗やうまくいかないことも、「凧をあげたい」という強い願いを持って、こうして解決につなげていこうとする子供たちの姿勢がとてもよいと感じました。

こうした遊び（体験）を通して、子供たちは成長していくんだなと改めて実感できた時間でした。