2月4日の3・4時間目に、三年生でとうふ作りを行いました。
国語の「すがたをかえる大豆」で勉強した内容をもとに取り組みました。
まず、水に浸けておいた大豆をミキサーですりつぶし(生呉【なまご】)、お湯の入った深鍋に入れます。
なべを火にかけると、たくさんの泡がでてふきこぼれそうになりますが、泡を捨てたり、
火加減を調節し、沸騰から10分煮ます。これを布袋に入て搾り、豆乳とおからに分けます。
豆乳を再び温め80度になったら「にがり」を入れ、軽く混ぜ、固まるのを待ちます。
こうしてできた「おぼろ豆腐」を木型に入れ押しをすると、「木綿豆腐」のできあがりです。
お豆腐の形が現れると歓声が上がりました。実際の変身振りを間近に見てびっくり!!
お話をよく聞いて協力して行なっていたので、どの班も美味しいお豆腐が出来ました。
自分達で作ったお豆腐の味はどうでしょう。「おいしい」「甘い」「豆の味がする」
「うちの班は味がいい」「売ってるのよりにおいがいい」「おとうふがすきになった」など
みんなそれぞれに感想を言いながら食べていました。
お店で売っているいつものお豆腐とは、一味違うようです。
また、途中で出たおからはケーキにしました。
とうふ作りを通して、「売ってるのと作ったとうふの味が違うのはどうしてなんだろう。」
「豆乳を混ぜる時と絞る時が難しかった。」「仕上げで布をとる所がすごくワクワクした。」
「においが豆からだんだんとうふに変わっていった」「家でおからを食べているけど、ケーキは初めて。」
「お豆腐やさんは大変だなぁと思った。」など感想を聞かせてくれました。
普段何気なく食べているものも、自分で作ってみるといろいろ発見があります。
お店では色々なものが簡単にすぐ手に入りますが、一から自分で作ると時間も手間もすごく掛かります。
でも、それだけに出来上がったときの喜びはひとしおです。
このような経験を通して、食べ物を大切にいただく心、作ってくれる人への感謝の気持ちを
少しでも育ててほしいと思います。