彦一凧づくり4年

今日は、町の青少年指導員の方8名を講師にお迎えして、「彦一だこづくり」に挑戦しました。毎年、本校の4年生に教えていただいて、作成しています。丸い尾翼がついた珍しい形の凧です。作り方の説明を真剣に聞いて、その指示どおりにしないと完成することができません。皆、一生懸命です。

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竹ひごの裏表に注意して組み立てたり、1mものさしで長さを測って印をつけたりたこ糸を切ったり、たこ糸で竹ひごを結び付けたり縛ったり…。3本の竹ひごを組んだら、周りに6角形を作るようにたこ糸をかけていき、障子紙を貼り付けていきます。

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垂直尾翼も取り付けて、糸を結ぶところ(糸目)を作ります。この円形の垂直尾翼と1本の糸目が、彦一だこの特徴だそうです。風の強さによって、どうすればよりよく飛ぶのかも、教えてくださいました。

竹ひごを固定するためにたこ糸を縛りつけたり結んだりするのは、細かな手作業なので、子どもたちは不慣れで大変です。なかなかうまくいかない作業に一生懸命取り組むのですが、「これでいいのかな?」「見てください」と不安になる子もいました。それを、指導員の方がていねいに根気よく寄り添って手伝ってくださって、なんとか無事完成までこぎつけることができました。指導員の方、社会教育課の方、9名のお力添えのおかげです。本当に貴重な体験をありがとうございました。

彦一だこ作り

本日、できあがった凧をそれぞれ満足そうに持ち帰りました。お正月の楽しみが増えたようです。冬休みなどに好きな絵を描いてから、1月21日(土)のゆめ公園での凧揚げ大会に参加してもらえると、より嬉しいです。

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