今日は、３年ぶりに湯河原町小学校音楽会が開かれ、３小学校の児童１５１名が集いました。今年は、湯河原小学校をお借りしての開催となりました。全員合唱「もみじ」の後、東台福浦小は最初の出番です。

昨日の音楽朝会以上に、美しい透き通った歌声が大きく響き渡りました。指揮者の方をしっかり見ながら、一人一人が一生懸命歌っていて、本当に素敵な声です。高い音もきれいに響かせて、言葉を大切に歌い、美しいハーモニーとなり、練習の成果を出し切っていました。「Power of Dream」「COSMOS」ともに、聴いていて涙が出そうなくらい、本当に素晴らしかったです。特に、「COSMOS」は、音楽鑑賞会でアクアマリンさん（作曲者のミマスさん）に教わった、『君も星だよ』の歌詞の繰り返しなど声が澄んでいて、「一人一人の命を輝かせ世界が光り輝く」という願いが伝わってきて感動しました。伴奏の二人もとても上手でした。

感想交流では、東台福浦小について…声が本当にきれいだった、吉浜小について…元気で声がよく出ていて迫力がとてもあった、湯河原小について…いきなりぱっとスタートしたり終わったりできて息が合っていてすごいなど、各小学校代表が述べました。

休憩後、ゲストのみなさんの特別演奏がありました。先日合唱指導をしてくださった声楽家の菊地先生がまず、北原白秋の「待ちぼうけ」やプッチーニの「私のお父様」の曲を、ソプラノの美しい歌声で聴かせてくださいました。また、続けてピアノ・コントラバス・フルートの素晴らしい演奏を４０分ほど堪能しました。CDやテレビでなく、間近で本物の演奏を聴く機会はなかなかないので、様々な曲が紹介される度、その調べに酔いしれる時間となりました。いつの間にか拍をとって聴く子、身を乗り出して見る子、憧れて聴き入る子…、音楽はやはり心が洗われます。最後に、菊地先生が、「これからも音楽をたくさん愛してください」と締めくくってくださいました。

どの学校の子たちも、帰りは満足感に満ちあふれ、笑顔が光っていました。また、久しぶりに３校の子たちがにこやかに交流することができて、とても素敵な音楽会になりました。