昨日は、全校で縦割りのなかよし班ごとにゆめ公園へハイキングに出かけました。１・２時間目は通常授業、中休みの後に校庭集合、仲良し班ごとにコースが異なる道のりを、途中休憩の時に簡単なゲームをしながら歩きます。

ゆめ公園までの道のりには、猫じゃらし、彼岸花、コスモスが風にゆれていたり、キウイや栗が実っていたり、耳をすますとコオロギや鈴虫の声が静かに響いたり…、秋の自然を楽しみながら歩きました。また、途中の休憩タイムには、児童会委員会や６年生が中心となって考えたゲームで、班のなかよし度をアップさせていました。例えば、お題を引いて「ダンス」と出たら、みんなで振り付けを決めて踊りました。他にも、早口言葉を競い合ったり、歌を歌ったり、しりとりを順に言いながら歩いたり…。下学年のが歩くペースに合わせ、高学年が「がんばれ！あとちょっと」と励まし、ゲームを楽しみながら１時間弱かけて、ゴールを目指します。

ゆめ公園に到着するころには、朝の肌寒さから一転、素晴らしい秋晴れになり、心地よいそよ風が吹いていました。到着式の後は、待ちに待ったお弁当です。みんな笑顔で、心のこもったおいしいお弁当を味わいました。

お弁当を食べて元気を取り戻すと、班ごとの遊び時間。ドッチボールなどをしました。ボールをキャッチすると、下学年に投げさせてあげたりする優しい高学年の姿、また、意外に強く投げて高学年を当ててしまうたくましい低学年の姿もあり、盛り上がりました。その後は、全校遊びの「全校鬼ごっこ」。６年生が鬼になったりして、みんな散り散りになって逃げたりつかまえたり…。「６年生は早過ぎるぅ」と悔しがったり尊敬のまなざしを向けたり…。みんな汗だくになりました。

解散式では、なかよし班の代表が感想を発表しました。「全校鬼ごっこが楽しかった」「班の人と仲よくなれたからよかった」「最初はあまりしゃべらなかったけど、たくさん班の人とお話できた」「みんなとの楽しい一日の思い出ができたのがよかった」等、なかよしハイキングのねらいが達成できたことを感じました。

こんなに楽しく、みんなが仲良く過ごせたのは、計画・準備・運営をしてくれた６年生を中心とするなかよし班のリーダーや事務局委員会の人たちのおかげです。そして、１年生も行き帰りの長い距離を歩いて疲れたけれど、みんなとがんばることができました。それぞれの学年が、自分のめあてをもって過ごすことができたのが、とてもよかったです。一人一人の笑顔が咲いた素敵な一日でした。