【こんだて】冷やしごまだれうどん・ちくわの磯辺揚げ・牛乳
【栄養教諭より】
ちくわには、どうしてあながあいているのでしょうか。
こたえは、ちくわの作り方にあります。ちくわは、さかなのすりみを竹などの棒にまきつけて、焼いたものです。棒を外すと、筒の形になり、棒の部分があなになります。
さて、クイズです。ちくわの歴史は古く、平安時代には作られていたといわれています。さて、そのころのちくわは、なんとよばれていたでしょう。
①かまぼこ ②だてまき ③つみれ
こたえは、①かまぼこ です。
ちくわのもとになったものは、いくつかの室町時代以降の書物に「蒲鉾(かまぼこ)」という名前で描かれています。これは鉾(ほこ)に見立てた棒にすり身を巻きつけたかたちが「蒲(がま)の穂」に似ていたことから、そう呼ばれました。
安土桃山時代後期、平らな板の上にすり身を盛り上げて加熱する「板かまぼこ」が現れ、それと区別するために、切り口が竹を切ったかたちにも見えることから「竹輪(ちくわ)」になりました。