3年生・総合的な学習の時間 タブレットは習うより慣れろ!?

先週末に、町教育委員会より保護者のみなさまあてに、「GIGAスクール構想の実現へ」という文書が配布されました。本校でも少しずつその歩みを進めています。例えば、過日のブログでお伝えした大型提示装置の試運転もその一つの取組になります。

今日の6時間目は、3年生が一人一人に配布されたタブレットにIDやパスワードを打ち込んで初期化し、早速自分で使えるようにしていました。ちょうど保管庫からタブレットを取り出す場面に出くわしましたが、「初めて使うからちょっとこわい」とか「落として壊したら大変だ」とか不安を口にしている子がたくさんいました。楽しみというよりは、やはり心配そうな表情をしている子が多い印象です。

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しばらくたって、3年生の教室をのぞきに行ってみました。すると、担任教師の説明を聞きながら何とか文字や記号の打ち込みをしています。苦戦している子もいましたが、わかっている子がすぐにそばに寄って教えてあげたり、自分から隣の友だちに聞いたりして何とかやっています。皆真剣そのものです。

そのうちに全員が無事に初期設定を終えると、今度は検索エンジンを使って早速調べ学習に入りました。のみ込みが速い!これは驚きです。授業を終えた子供たちに感想を聞くと、口々に「楽しかった!」「豆腐の作り方を調べたよ」「もやしのことを調べたよ」「またやりたい!」と話してくれました。授業の初めの不安はどこかに吹き飛んでしまったようです。これは「習うより慣れろ」の格言どおりだなと思いました。

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私達教師がめざすのは「主体的・対話的で深い学び」のある授業です。タブレットはその授業像を達成するための道具の一つではありますが、今日の子供達の姿を見ていると、タブレットの操作を行うことを通して主体的な対話ができていたように思います。子供だけでなく大人(教師)も手探りで、今まさに新しい授業づくりに挑戦していることを実感します。

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