検食用の給食が届き、さて食べるかと思ったタイミングで、校長室隣の事務室から３年生の子供たちの声が響いてきました。「ここには…あっ、あった、あった！」「消火器は…ないな」など個々のつぶやきが聞こえてきます。どうやら、校内の消防施設について調べているようです。

ほどなくして、校長室にも「失礼します」と５人グループがやってきました。事務室と同じように、天井に煙探知機を見つけると、「あった、あった」と確認しています。そして「失礼しました。ありがとうございました」と礼儀正しく去っていきました。

そして、次は職員室を調べるようです。他のグループの子たちを見に行くと、給食調理室の前で栄養士さんに話を聞いています。給食調理室の中には入れませんが、話を聞いて、お目当ての消火器が３本もあることがわかりました。子供たちは調べた結果をそれぞれがもつボードの記録用紙に書き込んだり、シールを貼ったりしていました。

このブログを書くにあたり、いつもは教室などに取材に行くことがほとんどですが、今日は取材対象が向こうからやってきてくれてちょっと得した気分になりました。そして、子供たちが「調べたい！」というやる気に満ち、目を輝かせて活動に取り組んでいたことが何より嬉しく感じられました。