先週１５日（火）～１６日（水）に、５月からずっと延期になっていた６年生の修学旅行を実施しました。５月は緊急事態宣言による臨時休業措置のために実施することができなかったのですが、その後も、感染症拡大の状況を見定めたり、旅行業者をはじめとした様々な機関との調整をしたりして、結果的にこの時期の実施となりました。しかも、例年行っている栃木県・日光方面ではなく、今回は横浜八景島方面及び箱根方面への旅行とし、宿泊は湯河原町内のホテルを使わせていただきました。

これらの変更措置は、「６年生全員が、可能な限り安心・安全に行くことができる」ことを念頭に、湯河原町の三小学校で熟慮に熟慮を重ねて決定したことですが、最終的には保護者の皆さんや各機関等のご理解・ご協力・ご尽力を得て実施可能となった次第です。関係の皆様方に改めて心より御礼申し上げます。

さて、１日目は、横浜八景島シーパラダイスに行ってきました。４～５人のグループで事前に施設をつぶさに調べ、乗り物や水族館、ショー、買い物、食事にどういう順番で回るか、どのくらいの時間やお金を使うかなどすべて自分たちで計画して、１０時から１５時までをフルに使って楽しみました。これは従来の修学旅行では味わえない取組です。協働的な体験活動をすることで、自ら「考え、判断し、実行する」という力が育ったのではないかと考えます。

感染症対策が万全に施された湯河原町内のホテルに着いてからも、子供たちは十分に楽しい時間を過ごしました。お風呂に入り、豪華な夕食を食べて、その後は出し物大会をしました。「６年生はこんなにも役者がいたのか」と普段とは違った子供たちの一面を見ることができました。消灯時刻を過ぎてからは、各部屋とても静かになりましたが、遅くまで話し込んでいた子たちもいたようです。

「寝食を共にする」体験をすることで、子供たちの絆が大いに深まったように感じました。近日中に２日目の様子もお伝えしたいと思います。お楽しみに！