大豆の変身

2月4日(火)、立春。3年生は、総合的な学習の時間で大豆の加工実習をしました。大豆は自分達で種をまき、育て、収穫した津久井在来種。「大豆百粒運動」でいただいたもの。25人が一人3粒ずつ蒔いた種から約1500gの大豆ができました。

3年生の作りたいもの毎に、3~5人でグループを作り、作り方を調べて実習に臨みました。「もやし」は、今回作れないので、「豆腐」・「湯葉」・「きな粉」・「みそ」・「おから」チームに、加わって活躍してくれました。

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スペシャルゲストに十二庵の浅沼さんと豆腐マイスターさんが来てくださいました。おいしい豆腐作りのプロが来てくださったので、子ども達のお豆腐も最高の出来上がり。初めてのチャレンジ「湯葉づくり」も大成功です。温度計とにらめっこしながら、じっくり、湯葉が育つのを待ってすくいました。出来立ての湯葉はとても甘く、おいしかったです。

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きな粉チームも職人さんのように、挽いた炒り大豆を、ふるいにかけては何度も石うすにかけて、きめ細かいきな粉を作ってくれました。

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子ども達は比較的作りやすい「木綿豆腐」の実習ですが、十二庵の浅沼さんは「寄せ豆腐」を作ってみせてくださいました。

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食べさせていただいた「寄せ豆腐」は暖かく、甘く、なめらかでプリンのよう。何もつけずに食べてもおいしい。

「どうしておいしいお豆腐ができるんですか?」「どうしてお豆腐屋さんになろうと思ったんですか?」

「国産の大豆を使うと甘みや大豆のおいしさが感じられるお豆腐ができるよ。君たちが作った大豆も津久井在来種といって甘みのある大豆だからおいしい豆腐になったね。」

「大豆は畑のお肉。君たちの体をつくる栄養があって、体にいい大豆で、おいしい豆腐を作って、みんなに食べてもらいたいと思ったから。」

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「みそ」チームも、今年は大豆をやわらかくなるまで煮るところも、麹や塩を計量するところにもかかわることができました。マッシャーや麺棒を使って大豆をつぶし、塩と麹を混ぜて、空気を抜きながら、容器につめました。毎年、お手伝いに来てくださっている「食育サポート」さんにも温かく見守っていただきました。みそは、仕込みで味見はできませんが、楽しみですね。

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「おから」チームもこの通り、おいしいおからケーキができました。

 

 

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