11月16日(金)3校時、講師の先生をお招きして、5・6年生にがん教育の学習を行いました。
講師は緒方真子さん、神奈川県立がんセンター患者会「コスモス」で、がん患者さんやその家族が共に語り、情報交換する場の世話人を務めていらっしゃる方です。
ご自身も二度のがん闘病を経験されて、そこから学んだ『いのちの尊さ・家族の力・自分の人生』などをお話ししてくださいました。
<講師の緒方さん>
緒方さんは、がんについて小学生にもわかる基礎的な知識、がんにかかったとわかった時の家族の話、患者会「コスモス」でどのように支えあっているか、など45分間でたくさんのことを子どもたちに伝えてくださいました。
中でも最も子どもたちに届けたかった思い、それは「限りあるいのちを輝かせる」ではないかと思います。
もし、がんと宣告された人が隣にいたら、どう声をかけますか?
「負けないで頑張ろう」
「大丈夫、きっと治るよ」・・・でしょうか。
緒方さんは、「あなたは必要な人よ。あなたには、まだまだやってもらいたいことがあるのよ」と言うそうです。
その言葉は、「生きたい」と思う気持ちを支えて、希望へつながる言葉なのではないでしょうか。
最後に話を聞いて感じたことを子どもたちが発表してくれました。それを聞いて、緒方さんの貴重な話が子どもたちの胸にも届いたと感じることができました。