3月15日(木)、卒業証書授与の練習の前に、校長先生から6年生にお話がありました。
ヤマアラシのお話です。2匹のヤマアラシは友だちです。
とても寒い日、お互いの体温で暖をとろうと近づくと、相手のハリがささって、痛くてたまりません。
離れれば寒く、近づけば痛い、いつまでたっても、らちがあきません。ジレンマです。
そこで二匹は協力し、痛みをがまんでき、「ぬくもり」で暖かく過ごせる「距離」を探しあてました。
そして、いつまでも仲良く暮らしました。(ショーペンハウエル)
人間関係、コミュニケーションで、自分が傷つくように相手も傷ついていること、
距離感が大切であることを教えてくださいました。
そして、子どもだけでなく、大人も(校長先生も)悩みを持っていると、話されます。
悩みを抱え、何の結論も出さない、うだうだ「悩むこと」から脱却し、人に意見を求めたり、
調べたりしながらあれこれ思い、いろいろな意見がたまる「考えること」に時間を使っていこうと続きます。
6年生を送る会で歌った「空も飛べるはず」も歌ってくれました。
「校長先生の演奏で歌いたかったな。」6年生のつぶやきです。