11月30日(木)、3・4校時に、4年生は湯河原町社会福祉協議会の協力で福祉体験の学習をしました。
7月には、地域ふれあい活動で手話について学びましたが、
今日は視覚障害の方のお話を聞かせていただきました。
はじめに、40年間、視覚障害の方に朗読テープを届けていられる湯河原録音奉仕会の活動を聞いたり、
実際に視覚障害の方にお手伝いをするときの注意を教えていただいたりしました。
大切なこと 「勇気を出して、声をかける」「声にださないと伝わらない」。
そして、「今日のめあて」、中村さんのお話をしっかり聞く時間。
中村さんは視覚に障害があっても、匂いや風、木の枝や葉の音などからたくさんの情報を得たり
感じとっていることをお話してくれました。
押し入れの中に明りを入れて必死に覚えた点字。実物も見せていただきました。
また、「良い言葉かけ・ほめること」の大切さ、歩きスマホの危険性なども教えてくれます。
患者さんに施術し、痛みがなくなり動けるようになったときの喜びを語る中村さん。
中村さんのやさしさが伝わります。
子ども達が事故にあわないように心配してスマホのことまで注意してくださったのです。
いよいよ、視覚障害のある方に介助をする体験です。「今、1年生の教室の前だよ。」
「もう少しで階段があるよ。」
前もってどのような状況なのか、事細かに言葉にすることが大事だそうです。
下りの階段、階段の高さは何センチくらい、手すりの場所、後何段などですね。
「こわかった。」「どきどきした。」「本当に真っ暗でこわかった。困っている人がいたら助けてあげたい。」
「目が見えなくても、音やにおいなどの感覚でいろいろなことを感じていると知ってすごいと思った。」
などの感想を持ちました。
これらの学習の成果を学習発表会で披露する予定です。