4月28日(金)の2時間目に、下学年を対象に、交通安全教室を行いました。
小田原警察署 交通総務係の方をはじめ、鴨宮自動車学校、交通安全母の会、学校ボランティアの方々にご指導いただきました。
はじめにDVDをみて、交差点や歩道を歩く際の危険を確認しました。
警察署の方に、「停車している車のわきを通る時、どんな危険が潜んでいるかな」と聞かれ、子ども達の手が一斉に上がります。
「車道に出るとき危ない」「車のわきを走る車を確認しないと危ない」など、たくさんの答えが子ども達からでました。
次に、跳び箱を停車している車に見立て、わきを通る時の左右確認や、細い歩道を歩く練習をしました。
東台福浦小の通学路のような細い道を体育館に作り、安全に気をつけながら、歩きました。
左右や、車道を走る車に注意して、縦に並んで歩きました。
上学年の交通安全教室は3時間目に行われました。
上学年は安全な自転車の乗り方やルールについて学びました。
自転車に乗るときに大切なことは、先ず「点検」、合言葉は「ぶたはしゃべる」です。
「ぶ」は「ブレーキ」のことです。右は前輪、左は後輪のブレーキ、両方のブレーキが利くことを確かめます。
「た」は「タイヤ」。パンクをしていないか、空気圧は良いかを調べます。
「は」は「ハンドル」。ハンドルがタイヤに対して直角かどうか確かめます。
自転車を倒したときにハンドルが曲がってしまうことがあるそうです。ハンドルが曲がっていると真っすぐに走れませんね。
「しゃ」は「車体」と「反射材の射」2つの意味。
車体のねじがきちんと締まっているか、反射材が壊れていないか、泥などがついていないかを調べます。
「べる」は「ベル」。ベルが鳴ることを確認します。
ベルは危険を知らせるため、見通しの悪いカーブを走行するときに自分の存在を知らせるためなどに鳴らします。
自転車点検の次は、事故を防ぐための注意を教えていただきました。
事故の原因の多くは「とび出し」。
どんなに急いでいるときもとび出さないこと、自転車のスピードの出しすぎに注意すること、
自転車のブレーキはバランスよく利かせること(片方だけだと前のめりになったりすべって倒れたりします。)、
自転車の左側から乗り降りすること、自転車で止まっているときは必ず左足をつくことなどのお話がありました。
そして、鴨宮自動車学校のシュミレーターを使って、道路上の危険場所について学びました。
13歳未満の児童は歩道を自転車で走行してもよいという特別ルールで、走行をシュミレーションしました。
高学年は薄暗くなった夜の走行です。
無灯火の自転車や黒っぽい服を着ている人の見えにくさに「はっ。」とさせられました。
今日の学習を活かし、交通安全のルールやマナーを身につけ、事故を起こさないよう気をつけたいですね。