減塩・節塩・適塩

 小田原・湯河原・真鶴・箱根の県西地区は、高血圧による脳血管障害が多く、様々な改善の取組がされています。そこで、今日は、町保健センターの職員を講師に迎え、保護者の方を対象とする「高血圧と減塩の話」の講演、減塩料理の講習会を開きました。「子育て中のお母様方と子どもたちが生涯にわたって高血圧にならないように」との、保健センター職員の願いで実現したものです。

 毎日の食塩摂取量から、10年後・20年後・30年後の血圧値が未来予測できるそうなのですが、食生活を工夫して、1日当たりの食塩摂取量を今より2.6g減塩しようというものです。

sIMG_6590  sIMG_6591

 例えば、「お浸しにかけるしょうゆをだし割りしようゆにする。」「みそ汁のだしを削り節でとり、具だくさんにする。」「漬物を酢の物に変える。」「うどんをパスタにする。」「さしみにつけるしょうゆをわさびをきかせ、片面だけにつけ、少量にする。などなど。

sIMG_6596  sIMG_6597

 毎日のちょっとした減塩の取り組みは,「節塩」であり、子どものころから薄味になれ、いろいろなだしの味を知ることは「適塩」につながりますね。

減塩の料理は、「鶏もも肉のカレー」「ビーンズサラダ」「茄子のマリネ」「チョコレートムース」を実習しました。いつもお世話になっている食生活改善団体「六彩会」の方々が教えてくださったレシピです。スパイスをきかせた料理と簡単なデザートはどれもとてもおいしかったです。

学校でも,先日5年生が家庭科の授業で,いろいろな「だし汁」の味比べをするなど,自分の食について考える実践に取り組みました。毎日食べる食事について,親子で話し合うきっかけになればうれしいです。

sIMG_6599  sIMG_6600

This entry was posted in その他. Bookmark the permalink.

Comments are closed.