卒業バイキング給食(6年生)

今日は、6年生の「卒業おめでとう バイキング給食」でした。長引くコロナ禍で、ランチルームで向かい合って座って食べること自体が3年ぶりな上に、6年生のみ、とっておきのメニューが勢ぞろいのご馳走でした。卒業前にランチルームで食べさせてあげたい、何とか実現したいと、栄養教諭さん・調理員さんたちが知恵をしぼり、工夫してくれました。バイキングに手間取らなくてすむように、様々なおかずを2つのランチボックスにきれいにつめてくださって、順に好きなパンやおにぎりを選んでとったりしました。

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アクリル板はあるものの、互いに向き合ってランチルームの居心地のよさを確かめてにっこり。「どのメニューが一番おいしい?」と6年生に聞いてみました。多かったのは、やはり安定の「唐揚げ・焼きそば」。でも、魚肉ドックやうずら卵の醤油煮、フライドポテトのカレーコンソメ風味と答えた子も多く、コーンサラダの辛子風味、人参のグラッセまで、一人一人が違うメニューをあげていたのも、嬉しかったです。何度も試作を重ねて今日に至っているブラマンジェも柑橘の香りと味がおいしいし、果物はオレンジの種類が4つというホテルバイキングのようで感動しました。どれか一つを選びきれず、何人もの子が「どのメニューも全部おいしいです!」と答えてくれ、満足そうな笑顔でした。

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また、いつもより品数や量も多いので、「もうお腹がいっぱい」と言いながらも、「おいしいから、せっかくだし残したくない」「まだ時間があれば、もっと食べたいな」とのつぶやきが…。珍しく「ごちそうさま」の後、大好きな昼休みに突入しても、ゆっくり自分のペースで味わいながら「やっぱりおいしい」と食べる子が多く、残り少ない小学校での給食の思い出を、悔いのないようにしようとする姿がありました。

振り返りカードには、「6年生になるまでは、ほぼ残したりしていたけれど、6年になって完食がとても増えた。今日は全部おいしくてお腹がいっぱいになった」「3年生の時まであった『お誕生日給食』が楽しい思い出です。とってもいっぱい作ってくれたので、全部は食べられなかったけど、いつもより食べられました。おいしかったです」「6年間で給食の先生(栄養士さん)が変わったりしたけど、おいしさは変わらなかったので、嬉しかったです」「デザートも主食・副食も毎回違って、給食の楽しみが出てくるようになりました。味付けもすごくおいしいです」「すごくおいしい給食を6年間食べさせていただいて、ありがとうございます。卒業バイキング、とてもおいしかったです」…、いろいろな給食の思い出がよみがえり、どの子も感謝の思いが込み上げてきたのが伝わってきました。また今日のこの給食が一つ、すてきな思い出の時間にもなりました。

6年生用に、プラスとして栄養たっぷりの多くのおいしいメニューを調理、しかも一人一人に愛情込めてきれいにランチボックスに詰めてくださった調理員さん、本当にありがとうございました。

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