卒業式の歌の練習

6時間目、6年生が音楽室で卒業式で歌う「旅立ちの日に」の歌の練習をしていました。2年担任の教師が2年生を下校させた後、6年担任と共に指導をしていました。

先日の6年生の週の便りには、6年生が「先生、大きな声ってどうやって出すんですか?」と聞いた、と書かれていました。担任がその言葉に驚き、不憫に思ったとも書かれていました。今の6年生は、町の3小学校合同の音楽会が2年連続コロナ禍で中止となってしまったり、歌唱への学習制限が続く中で大きな声で歌うこと自体に慣れていなかったりしているのかもしれません。

そんな6年生に、音楽指導の堪能な教師が、①歌うための姿勢、②歌詞の意味をかみしめて伝わるように、③歌う楽しさを味わえるよう、指導していました。立ち方、肩を開く、目の開け方、ほおの筋肉をゆるめる…、体を動かしたり、明るく声掛けしたり、常に笑顔で、聴いている方も思わず笑顔になり、楽しい雰囲気になってきます。6年生も思わずリラックスして、少しずつ声が出るように変わっていきます。

IMG_9116 IMG_9117

24人の仲間で「旅立ちの日に」を歌う卒業式まであと1ヶ月ちょっと。教室では、カウントダウンが始まっています。笑顔で大きな声で気持ちよく歌えるのを、楽しみにしています。

This entry was posted in 学習の様子, 6年生. Bookmark the permalink.

Comments are closed.