2月8日(水)、3校時~東台タイムに、3年生が畑で育てた大豆を使って、調理実習を行いました。
国語では、大豆が色々な形に姿を変えて食べられていることを学びました。
そのことを生かし、今日は豆腐、味噌、おからケーキ、きな粉グループに分かれて調理します。
豆腐は、一日水につけておいた大豆をミキサーにかけ、加熱し、80℃になったところでにがりを加え、固めます。
子どもたちの表情は真剣そのもの。
型に入れて重しを置き、いよいよ完成です。
しっかり固まった豆腐を見て歓声が上がりました。
今日は、先輩が作った味噌を使って、味噌汁も作りました。 具はもちろん豆腐です。
しっかりとした食感で、大豆の風味が生きた豆腐に仕上がりました。
豆腐作りで出来たおからを使って、おからケーキグループのケーキ作りがスタートします。
卵白でメレンゲを作り砂糖と混ぜ、米粉、卵黄と合わせて炊飯器で加熱します。
最初はうまく固まりませんでしたが、二回目は牛乳を少し入れ、綺麗に固まりました。
子ども達はケーキの完成が待ちきれない様子でした。おからの優しい味が口の中に広がります。
きな粉グループは、煎ったきな粉を石臼で粉にひきます。
市販のきな粉のように細かい粒にするには、何度も細かく砕かなくてはなりません。
石臼をひくたびに、香ばしいきな粉のにおいが立ち込めてきました。
お餅に砂糖と混ぜたきな粉をかけて食べました。
普段はきな粉が嫌いな子も、「美味しい。」と言って食べていました。
味噌は、茹でた大豆をマッシャーで潰し、塩、米麹を混ぜます。
簡単そうに見えますが、潰すのは意外と力が要るようでした。
発酵させて、出来上がるのが楽しみです。
進んで自分から「やりたい!」と言って活動していた子どもたち。
今日の経験を生かし、家でも家族で作ってみてはいかがでしょうか。
ご協力いただいた食生活改善推進団体の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。