2月16日(金)、3年生は、自分たちが育てた大豆を使い、大豆の加工実習をしました。
今日作ったのは、「炒り大豆」・「きな粉」、「木綿豆腐」、「みそ」です。
「きな粉」チームは、香ばしく炒った大豆を何度も石臼でひいてきな粉にしました。
白玉団子を茹でて、できたてのきな粉をたっぷりつけて味見。
「おかわりは?」と聞かれましたが、給食前なのでひとり、1個にしてもらいました。
「きな粉」が苦手な児童もちゃんと食べました。「うん、これなら、いける。」
たくさんの工程があって、時間を見ながら作ったのは豆腐。
ひとつひとつ、丁寧に、作業をしていたので、とてもおいしい豆腐ができました。
去年の3年生・4年生が仕込みをしたみそを使い、豆腐はみそ汁で味わいました。
みんなの「おいしい。」の声に豆腐チームも、大満足。
「あの大豆がこんなお豆腐になるなんて、すごいね。」という児童の声も聞こえました。
豆乳を絞った後の「おから」も、簡単なケーキにしました。
おからのケーキはしっとり、もっちりの美味しさです。
そして、「みそ」の仕込み。
食育サポートの方たちにやわらかく煮ていただいた大豆をつぶし、塩切りこうじと混ぜ、
ポリ樽に空気が入らないように、ピッチリ詰めました。
やわらかく茹でた大豆とこうじの甘さも味わい、去年、3年生・4年生が作ったみそもちょっぴりいただきました。
今日の日付と自分たちの名まえを書いて、ラベルにし、樽に貼っておきます。
後は、こうじの力でゆっくり、おいしくなる時を待つばかり。
5年生になったとき、家庭科のみそ汁づくりに生かします。
時間内に全ての実習が終わるように、段取りよく準備してくださる「食育サポート」の皆さん。
学校にいらっしゃる度にみそを見て、産膜酵母を取り除いてくださったり、
天地返しをしてくださったりと気にかけてくださいます。
「おいしくできたね。」「美味しいお味噌ですね。」と、毎年、子ども達のみそを味見していただけることも、幸せです。
また、手作りのこうじをいつも、分けていただいているのは、鍛冶屋の農協婦人部さん。
たくさんの方に支えていただいていることを実感する「大豆」の加工実習です。