11月24日、和食の日です。
給食の献立は、ごはん、けんちん汁、さごしの西京焼き、牛乳です。
「けんちん汁」は神奈川県の郷土料理なので、ときどき給食にも登場します。
もともとは精進料理なので、昆布と干し椎茸のだしで作るものですが、
給食では、削り節のだしも合わせています。
地域の食材を給食に使えるよう、日頃から、調理員さんが探してくれるのですが、今日のさといもは「吉浜いも」。
湯河原のさといもです。買わせていただこうとお願いしたのですが、結局いただいてしまいました。
「小澤じいじ」に感謝です。
2校時目は、5年生に、和食のだしの授業をしました。
家庭科の教科書には煮干しだしの取り方がのっていますが、煮干しだしは、やや敬遠されがち。
削り節のだしは一番なじみがあるのでしょうね、みんなが好きな味。
せっかくなので、昆布だし、煮干しのだしのおいしさも知ってほしいと、ちょっとがんばりました。
今回、使ったのは羅臼昆布とカタクチイワシとアジの煮干し。
煮干しは、えらとはらわたを除き、香ばしく空煎りしておきます。
アジの煮干しを混ぜたので、甘く、すっきりした味に仕上がりました。
「煮干しだしがおいしい。」という声もたくさんあり、心の中でガッツポーズです。