なぜ勉強するのか

11月7日(火)、6年生の社会の学習です。日中戦争から太平洋戦争の経緯について学習していました。日本と世界の関わり、資源を求めたアジアへの侵攻、厳しい戦況、その現実を知らされない国民と耐乏生活。

IMG_3266

担任教師がおばあさんから聞いた疎開の話なども交え、日本の戦争について思いをめぐらせ、考えていきます。高学年の社会では「歴史は覚えるもの。覚えることがたくさんあって苦手。」「難しい。」という児童もでてきます。歴史は単に過去の出来事を知るだけのものではなく、過去の出来事を現在・将来の発展・平和に活かすためのものです。「なぜ、歴史を学ぶのか」を考えられる児童になってほしいという担任の思いを感じる授業でした。

続く4時間目は校長先生の「なぜ、算数を勉強するのか」の学習。やはり、担任の希望で実現した授業です。

IMG_3269IMG_3274

校長先生は、ブラックボックスを使い「1対1対応」を説明した後、問題を出しました。「たら」が「たらこ」、「サケ」が「イクラ」になるもの、「赤と黄」が「オレンジ色」に「黒と白」が「灰色」になる関係性から「予想する力」について話します。

しかし、続く「50」が「きく」、「100」が「さくら」のルール、法則はなかなか思いつきません。「予想する力」も「基礎」や生活経験がなくては難しいのですね。子ども達の「知りたい」「わかりたい」気持ちも高まります。

私たちの生活・将来の姿は簡単に答えの出せるものではありません。「カン」や「あてずっぽう」で決めるのはリスキーでもあり、もったいないことでもあります。よりよい方法を「自分で考える力」をつけるのが算数を勉強する意味です。

そして、効率のよい学習のための「ノートの取り方」や「学習姿勢」についての話もありました。

IMG_3277

This entry was posted in 学習の様子, 6年生. Bookmark the permalink.

Comments are closed.