3月10日(金)の2時間目に防災訓練を行いました。
今回の訓練は、2011年3月11日におきた、東日本大震災での教訓を忘れないことを目的に、地震と津波が発生したことを想定して行いました。
地震が発生して、津波警報が出されたことを放送で聞いて、児童達はグラウンドではなく、体育館に避難しました。
静かに、あわてず、指導されたことを守って避難できました。
体育館に避難した後、担当の井上先生から、東日本大震災でおこった津波の話をきき、『自分の命は、自分で守る』ことを学習しました。
実は、井上先生のご実家は仙台にあって、東日本大震災の際は大きな被害を受けたそうです。
6年前、実家やふるさとの仙台が心配で、3月31日に仙台に行った時のことを、スライドで写真を見せてくれながら話してくれました。
井上先生が撮影した小学校の2階まで津波が押し寄せ、校舎内が泥まみれになっている写真、校舎内に車が何台も重なっている写真などから、津波の恐ろしさが伝わってきました。
最後に、震災はいつ起きてもおかしくありません。どうかご家庭で、登下校中の避難、放課後の避難、どこに家族で集合するか、などお子さんと話し合っていただきたいと思います。
また、保護者の携帯番号など、連絡先を子供に覚えさせておくことは、お子さんを守るために大切です。
3・11を忘れないで、震災に備えるようにしましょう。