2月19日の学校公開日に,2年生の教室で、養護教諭が,いのちの授業を行いました。
テーマは、「おへそのひみつをしろう」です。
身近なおへそを題材に、赤ちゃんの誕生について知り、自分がお母さんのおなかの中にいた時から、
大事に育てられたということを感じてほしいという願いをこめて、この授業の機会をいただきました。
おへそのはたらきを通して,次のことを授業で伝えました。
・赤ちゃんとお母さんは、「へそのお」「たいばん」でつながっていて、赤ちゃんは栄養や酸素・病気に負けない力をお母さんからもらい,大きく育つということ。
・うまれてきたら、自分で呼吸をしたり食事をしたりするので、「へそのお」「たいばん」は必要なくなり、切り離すということ。
・切り離した跡が「おへそ」であり、「おへそ」はお母さんとつながっていた証であること。
↓ 「おへそは、おなかの中でこんなに長かったんだよ。」 ↓ へそのおについて知っていることを説明中。
授業の最後に、保護者の方から、赤ちゃんがおなかの中にいたときの体験談を話していただきました。
つわりで大変だったこと、胎動から元気なことがわかったこと、うむのに2日もかかって大変だったことなど
貴重なお話をいただきました。
↓ 保護者の方の話しを真剣に聴く子どもたち。 ↓ 頭の形の話しを聞いて,「こんなだったのかなあ?」。
赤ちゃんがおなかの中にいたときに苦労がたくさんあったけれど、だからこそ、お母さんにとって赤ちゃんがうまれた時の喜びはひとしおだったということが感じられる貴重なお話でした。
保護者の方の話しを聴く子ども達の表情は真剣そのもの。特に,自分のことを話してもらっている子どもが,少々照れながらも本当にうれしそうな顔をし,身をのりだしている姿が印象的でした。
この授業をきっかけに、子ども達がお母さんとの命のつながりを感じ、自分の命も友達の命も大切に思う心をもてればと願っています。