薬物乱用防止教室(6年生)

2月16日(木)湯河原ライオンズクラブの方々をお招きして、6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。
社会と身体の両方に良くない薬物。薬の間違った使い方とは?違法な薬物とは?薬物依存とは?などについてDVDを鑑賞し、薬物乱用は家族をはじめ、人との関係を壊すことや、関係のない人を傷つけることもあることなどを知りました。薬物乱用とは、法律で禁止されている薬を使うことだけでなく、目的やルールを守らずに薬を使うことを言います。違法薬物には覚醒剤、大麻、コカイン、ヘロイン、LSD、シンナーなど様々な種類があり、一見それとはわかりにくい危険ドラッグもあることを知りました。また、薬物依存のしくみを知り、誘われても断ること、好奇心や不安、欲望から誘いに乗らないことの大切さがわかりました。

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最近は大麻に誘われる事案が増加しているそうで、実際、身近でも湯河原町に在住の容疑者が伊豆山(熱海)で大麻を販売目的で栽培していた事件のニュースを知りました。また、身近な知り合いから「これをある所に届けたら1万円あげるよ」と言われたところ、中身は大麻だったという事件の話も聞きました。大麻への誘いが増加している背景には「少しくらいなら構わない」「個人の自由だ」という意識の変化もあるそうです。

今のうちに正しい知識を学び、誘われても断ることとともに、困った時は一人で問題を抱え込まず、相談することの重要性を理解できたと思います。児童からは「七味唐辛子に入っている粒は大丈夫なんですか?」「さっきのニュース以外にも湯河原町で事件はありますか?」「大麻って種で育てるんですか?」「世界で一番使われている薬物は何ですか?」「大麻って葉そのものが毒なんですか?」などさまざまな質問が出ており、関心をもった様子が感じられました。「薬物にはいろいろな種類があるんだな」「そう言えば、今までにこんな看板を見たことがあったな」「改めてやってはいけないんだと思った」という声も聞かれました。

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