人権教室3・4年

10月28日(金)、湯河原町の人権擁護委員の方々をお迎えして、3・4年生対象の「人権教室」がありました。冒頭に子どもたちに、人は誰でも「幸せに生きるキップをもっている」と人権の意味について教えてくださいました。そして、「プレゼント」というお話の動画を視聴しました。

友達の誕生日会のプレゼントを一緒に買おうと誘われた主人公が、手作りのプレゼントに切り替えたことがきっかけで始まったいじめに対して、各登場人物の気持ちを考えたりしながら授業が展開されました。

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3・4年生は、「がんばって作ったプレゼントなのになぜ喜んでくれないの?」「まわりの友達が助けてあげたらいいのに」など、各登場人物に共感しながら話し合います。「いじめられていた子が主人公に優しい言葉をかけて心配したりしたけど、自分にははそれができるか分からない。自分もいじめられるとこわいから」と正直な感想をもらしたり、「そもそもいじめていた理由ってなんだっけ?」「『2人にはかなわないところがあるから悔しかった』って言ってたね」といじめのきっかけを探ったり、「いじめている時って、『なんか面白そう』って言ってたけど、ちょっとは分かる」など経験を思い起こしたりしながら、「悪気がなくても『いじめ』は悪いこと、悪いことは悪い」と結論を出すことができました。

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また、今後いじめなど悩みごとがあったら、一人で抱え込まず「SOS」を伝えようということや、リンカーンの言葉を紹介してくださいました。お礼の言葉を伝える代表児童も、しっかり授業のねらいをくみとった感想を話すことができました。「あいうえおの学校」の「い」…「いじめのない学校」にしていくために、どうすればいいかについて深く考えることができました。

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