朝の読み聞かせ

毎月1回、金曜日の朝は、各教室で読み聞かせボランティアによる読み聞かせがあります。本校の読み聞かせの素晴らしいところは、読み手だけでなく聞き手も同じ教室にいて、読み手のお手伝いをしたり児童の反応を一緒に感じ取ったりして、よりよい時間にしようとするところだと感じています。

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今日も、様々な本の読み聞かせがありました。どの子もみな何年生になっても、本の読み聞かせが大好きです。1年生の子は、登校時から「今日はおすしの本だといいなあ」と楽しみにして来ました。3年生では、『だじゃれ日本一周』の本がうけて、「もう一回奈良県を読んで」とねだっていました。4年生では、運動会シーズンにぴったり、『ぼくのジィちゃん』のスピード感ある絵や年なんて関係ないかっこよさに「すごい!」と感動していました。5年生では、『ラプンツェル』の素話(絵本や紙芝居などを一切使わずにするお話)を真剣に聞いていました。読み聞かせと違って直接お話をする方を見つめ、声色・声量・間・雰囲気などまで味わい深く聴き入り、お話の世界に引き込まれていました。

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読み聞かせが終わると、ボランティアの方が図書室に集まります。本の内容・盛り上がるところ・選書のわけを読み手が話し、児童の反応・よかったところなどの気付きを聞き手が伝えることで、各学年の様子がわかるとともに、自分の知らなかった絵本やそのよさを知ったりして、今後の選書や読み聞かせ方に生かしています。今回も、「低学年はやっぱり繰り返しの面白さが好きだよね」「〇年生は、今こんな学習をしているから、この本にして正解だった」「男の子はストーリ展開がどんどんあった方が集中するね」など、その学年に合った選書を工夫してくださっているのをありがたく感じました。今回は、町のボランティア連絡会の新たな取組として、他の小学校の読み聞かせボランティアさんも本校の読み聞かせの様子を見に来てくださいました。本校のよさも教えていただき、互いによりよい時間となっています。いつも本当にありがとうございます。

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