プランクトン観察会

5月24日(火)5・6年生は、午前中に漁船体験、午後は学年ごとにプランクトン観察会の授業がありました。ディスカバーブルーの方が今年は一緒に船に乗り、定置網漁の様子を船を近づけて見ている際に、プランクトンを採取してくださいました。「磯辺では見られない種類のプランクトンが多くいる」と講師の先生も喜んでいらっしゃいました。

ディスカバーブルーの方が講師となって、わかりやすく「生物たちのつながり」(食物連鎖等)を説明してくださいました。プランクトンとは、水中を流れに逆らえず漂う小さな生物という意味で、動物性と植物性のプランクトンがいることや、プランクトンがいることによって魚をはじめとした海の生物が豊かになることなどを教えてもらいました。お話をうかがっているうちに、「海は栄養いっぱいのスープ」「森は海の恋人」などの例えが、子供たちにも伝わっていくのがわかりました。

湯河原や真鶴の海が豊かで素晴らしいこと、そして、この海の生態系を守っていくためには、海に流れ込んでいってしまうプラスチック等のごみを減らす努力が大切であることもわかりました。

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目視でも、小さな時計皿の中に小さな小さな生物がうようよと漂っているのがわかります。早速、一人一台ずつ用意してくださった顕微鏡で、プランクトンを観察しました。40倍・100倍と倍率をあげたり調節したりしながら、様々なプランクトンを発見。「うわ、何これ!」「何のプランクトンですか?すごい」、資料を確かめたり講師の先生に尋ねたりして、小さな命の不思議さや尊さに驚き、感動しました。

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漁船体験やプランクトン観察会を通して、高学年の理科で学ぶ大切な学習を、実感をもって体験することができました。一日を通しての感想の一部を紹介します。

「福浦漁港は、いろんな種類の魚が豊富にとれるのがわかって嬉しい」「もっと海が好きになってよかった」「今度から感謝しながら魚を食べよう」「わたしは湯河原が大好きです」、学習のねらいをしっかり達成しました。

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