学び続ける教師たち ~講師を招いての授業研究会!~

昨日は6年生のみ6校時を行いました。その理由は、いわゆる校内研究会ということで、本校の全教員及び町内小・中学校の職員が集って6年生の授業を参観して研究協議を行い、互いの授業力を高めていこうとする取り組みのためです。さらに、昨日は講師として、情報通信総合研究所特別研究員である平井聡一郎氏をお招きしての研究会でした。平井先生は、今週は群馬県、大阪府、京都府、岡山県などに講師として行かれるとのことで、ご多用な中でのご来校に感謝の気持ちしかありませんでした。

さて、6年生の授業は社会科でした。江戸時代の鎖国について考える時間です。本校では、今年度は「ICT機器を活用しての授業づくり」をテーマにしています。ですので、大型提示装置やタブレットPCを使用する場面が多くありました。教師にとっては、通常通りの授業を行うことも簡単なことではありませんが、今年度は「その中でどう有効にタブレットPCなどを使うか」という視点も意識しながら授業を行わねばなりません。正直なところ、多くの教師はまだまだ悪戦苦闘中です。今日の授業からもその苦悩の一端が垣間見えました。しかし、子供たちも教師も懸命に取り組む姿に私自身はとても嬉しい気持ちになりました。

授業が終わると場所を多目的室に移して研究協議を行いました。次に町教育委員会指導主事さんから指導助言をいただき、最後に平井先生の講評及び講話を聞きました。社会が求めるスキルが変わったこと、データ活用能力が求められていること、とにかくPCを使うこと、アウトプットを大事にすることなど、ICT機器を活用する意義を改めて認識することができました。そして、これからの新たな授業づくりに向けてたくさんのご示唆をいただきました。

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次回の授業研究会は12月16日。今度は3年生の授業です。再度平井先生に来ていただきます。今回見えた課題を一つでもクリアできるよう職員一同で取り組んでいきます。「チーム東台福浦」は子供たちの「えがお」のために学び続ける教職員集団ですから。

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