１０月最後の課業日となる２９日（金）に、腰塚勇人（こしづか はやと）氏を講師とした「いのち」の講演会の第３弾を行いました。保護者の方々も関心をもっていただき数名が参加してくださいました。また、県教育委員会、県西教育事務所、町教育委員会の方々にもお越しいただき、講演を見守っていただきました。子供たちだけでなく、本校教職員も含めた様々な立場の方々に参加していただき、心より感謝いたします。

さて、腰塚さんは全国各地で講演活動を行っています。若い頃、事故により首から下が動かなくなってしまったにもかかわらず、壮絶なリハビリを経て奇跡的な回復を遂げられたという経歴があります。その過程や様々な人とのつながりを熱く、そして楽しく語っていただきました。子供たちは楽しく拍手をしたり腰塚さんの問いに真剣に考えたりしながら、６０分間の講演の中でそれぞれが「いのち」についてしっかり考えているようでした。私もお話を聞きながら「これからどう生きるべきか」と問われた気がしました。

講演の終わりに児童代表の２人の６年生が腰塚さんに御礼を兼ねて感想を述べました。「自分が諦めたら応援してくれる周りの人が悲しむという言葉を聞いて、私も頑張ろうと思った」「私は友だちや家族、そして自分自身のドリー夢メーカーになりたいと思った」。事前に作成した原稿はなしで、２人ともその場で考えたことを素直に語ってくれました。とてもよい言葉でした。講演の様子は１１月６日付の『タウンニュース』にも掲載されました。どうぞご覧ください。