１９日の火曜日、３時間目に各教室を回ってみると、低学年の教室から子供たちの声が響いてきました。中をのぞくと、もちろんマスクをしながらではありますが、１年生も２年生も国語で「音読」をしている場面でした。

１年生は一人一人が教科書を見ながら音読の練習に励んでいます。ほどなくして、今度は全員で合わせて読み始めました。２年生は、教師が地の文を読み、子供たちが登場人物の会話のところを合わせて読んでいました。１年生も２年生も音読のやり方は異なりますが、しっかりと教科書の文章を声を出して読んでいました。

現在求められている学力として「読解力」があります。これは単に書いてあることを読み取る力ではなく、読み取ったことをよく考えて、考えたことを表現するまでの力です。その力を培うためは、まずは「書いてあることを読み取る」ことが不可欠となります。その第一歩となるのが「音読」です。低学年に限らずどの学年でもしっかりと行っていきたいと考えます。