７月１２日（月）は、教師対象のＩＣＴ研修会が行われました。民間業者の方を講師に、子供たちに配布されたタブレットと同じものを使って、教師が体験的に操作方法や子供たちへの指導方法を学びました。この日は３・４年生の磯の生物観察会などもあって非常にタイトな日程でしたが、教師は皆疲れも見せずに放課後の時間帯の研修に参加していました。

講師の方はさすがです。２台のタブレット（指導者用と児童用）を同時に使いこなし、両画面を交互に大型提示装置に映し出しながら教師にわかりやすく説明しています。こうしたスキルは簡単には身に付かないでしょうが、とにかく今は私たちはできる限りのことをやるだけです。

しかし、タブレットの操作スキルはまだ講師の方ほどではなくても、わからない同僚がいればすぐに教えたり、逆に教えを求めたり…「主体的に」「対話的に」学び合う姿勢はさすが教師です。「よい話し手はよい聞き手である」という言葉がありますが、同じように「よい教え手はよい学び手である」と実感しました。

こうして約９０分間の研修が終わりました。休憩も一度もとらず集中し続けた教師たち…さすがです。研修で学んだことを明日からの授業に生かしていってくれることでしょう。