2年生・道徳 よく聞こう、友だちが話す考えを!

5時間目の終わりごろ、2年生の教室に行くと、道徳の授業を行っていました。道徳の教科書のお話に基づいて、子供たちが考えを交流している場面でした。

教科書のお話では、主人公が、楽しみにしていた映画を見るために出かけたものの、途中で鈴を拾い、その鈴の持ち主が困っているのではないかと思って、映画をあきらめて持ち主に届けようか、それとも映画を見に行こうか…と悩んでいるという内容でした。

子供たちは、「やっぱり楽しみだった映画を見に行く」「映画をあきらめて鈴を届けに行く」と、「自分だったら」ということを想像しながら発言しています。まさに「考える道徳」です。さらに教師は「なぜ?」と問いかけ、子供たちの答えの理由を聞きます。すると、子供たちは「だって~から」と自分なりの理由を付け加えて、より深まった発言していました。なかなかいい感じです。

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話し合いの様子を見ていると、発言したい子は肘をしっかり伸ばして挙手して意志を示し、指名されると皆の方を向いて堂々と話していました。また、周りの子たちは話し手に体を向けながら、きちんと聞こうとしている様子が見られました。めざすべき「考える道徳」「議論する道徳」を実現するには、こうした「話す」「聞く」が大事なことが改めてよくわかります。もちろん「話す」「聞く」の大切さは道徳に限ったことではありません。2年生、育っていますね。

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