修学旅行２日目は６時起床でした。眠そうな子もたくさんいましたが、検温等の健康観察をすると「全員平熱」で、具合の悪そうな子は一人もいませんでした。相模湾から昇る朝日を横目に朝食をとり、部屋の片づけや身支度を整えて、２日目の見学に向けて準備をしました。

１日目は「寒波が入り込んでとても寒い１日になる」という予報がいい意味ではずれ、比較的穏やかな天気だったのですが、この日は天気は良くても気温が上がらず、箱根観光には少し厳しい１日となりました。それでも、大涌谷を皮切りに、芦ノ湖遊覧船に乗船し、箱根関所および関所資料館をめぐり、昼食のカレーライスを食してお土産を買いました。おまけで生命の星地球博物館にも足を運んで、予定よりやや早めに湯河原に戻ってきました。

よく「お家に帰るまでが旅行」ということが言われますが、私達教職員も、例年の修学旅行よりも大きな安堵感をもって、子供たちが皆元気で２日間の日程を終えて無事に帰着できたことを喜びました。保護者の皆さんにとってはなおさらだったことでしょう。コロナ禍中の修学旅行ということで、いつも以上に心配された方が多かったのではないかと思います。改めて、保護者の皆さん、ご理解・ご協力のほどありがとうございました。

子供たちは、マスク着用はもちろん、手持ちの消毒用アルコールを活用するなどして、各所で感染症対策に努めていました。こうしたことも、「今はどのような行動をとるべきか」ということを自分で「考え、判断し、行動する」ことにつながっていたように思います。

この経験が、６年生のさらなる「成長」につながってほしいと心から願っています。