11月25日(水)の４校時に、５、６年生を対象に国際理解教育講演会を開催しました。本年度は、韓国出身の李 美順（イ・ミスン）さんをお招きしてお話をしていただきました。

ユーモアたっぷりのイ・ミスンさんのお話に、子供たちも和やかに話を聞くことができました。まず、韓国の面積、人口などの基礎知識について話をしてくださいました。

次に、イ・ミスンさんからみた“日本の良さ” “韓国の良さ” “日本人が知らない韓国のこと”を伝えてくださいました。日本の良さとしてあげてくださったのは、「譲歩と礼節、親切、街がきれい、コンビニは万能、運転マナーがよい、祭り文化」です。特に、祭り文化については、日本の良き文化として絶賛されていました。

韓国の良さは、「インターネットの設備が整っている、配達文化、交通費が安い、オンドル（床暖房）、年上の人を大切にする、家族のきずなが強い」です。イ・ミスンさんは、韓国を離れてみて初めて韓国の良さがわかったとおっしゃっていました。

知っているようで知らない韓国のことについてのお話を、子供たちは真剣になって聞いていました。

イ・ミスンさんのお話が終わった後、６年生の代表児童は、「ぼくが心に残ったことは二つあります。一つは、韓国の交通費が安いことです。もう一つは、24時間どこにでも配達をしてもらえることです」「ぼくは話を聞いて休戦状態が30年も続いていることに驚きました」と自分たちが感じ取ったことを交えて感想を言うことができました。

最後にイ・ミスンさんから、「話で聞いてみるより実際に行った方が何倍も得るものが多いので、ぜひいろいろな場所に行ってみてください」とアドバイスをいただきました。韓国について、新たなことをたくさん知ることができた貴重な１時間でした。